屋上の植栽地に水をまく時には、一度にたっぷり水を与える必要があります。地上では、人が水道ホースを使って食物に水をまくことが行なわれますが、この方法では、表面しか水が供給されていないことが多いです。
地上では、地価から水が補給されます。しかし、屋上ではその機能がありません。そのため、人口土壌のように保持できる水分量が多い土壌でも、降雨のない日が続くと、水分がなくなり植物が枯れてしまいます。
また、日々、表面だけに水を与えていると、植物の根が水分を求めて地表近くに集まるようになり、かえって乾燥に弱くなります。そのため、屋上緑化では、自動潅水装置を使用して一度にたっぷりと水を与えてください。
屋上緑化の自動潅水装置には点滴潅水方式や底面潅水方式が一般に使われます。広い面積になるほど、水道料金や、人件費を削減できます。
潅水の間隔は、食物や土壌の種類によって異なりますが、冬は1~2週に1回、春・秋は3日~1週に1回、夏は2~3日に1回の潅水が目安です。潅水の時間帯は、日中や夕方を避けて朝に実施するようにします。
一度の潅水量は、土壌が保持できる水分量(有効水分保持量)の1/2~1/5の程度でよいとされています。土壌の有効水分保持量、土壌の厚さ、潅水装置の吐水量から潅水時間を計算することができます。
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