屋上緑化の四季

屋上緑化の風対策では、ネットや支柱材、マルチングなどを利用して安全性に配慮します

屋上では強風によって、植物の生育障害、樹木の倒木、幹折れ、枝折れ、土壌や落ち葉の飛散が生じることがあります。安全性や近隣とのトラブル防止のために防風対策をとる必要があります。

風速を低減するためには壁、防風ネット、常緑樹の外周配置、樹木の倒木防止には支柱材の設置、そして土壌の飛散防止には地被植物やバークチップによるマルチングなどの対策があります。このような対策は、計画・設計の段階で配慮します。

例えば、植栽計画において、外周部には耐風性・耐寒性のある低木、中高木を組み合わせて配置し、中央部には、風や乾燥に弱い植物、大量に落葉する植物を植栽することによって風被害の発生を抑えます。

屋上緑化の維持管理とその留意点

潅水設備
自動潅水装置を使用して一度にたっぷりと水を与えてください。屋上緑化の自動潅水装置には点滴潅水方式や底面潅水方式が一般に使われます。広い面積になるほど、水道料金や、人件費を削減できます。

漏水防止対策
一般的には実績と耐用年数から、押えコンクリートのあるアスファルト保護房水が多いですが、軽量化や耐根性などの点からウレタン+FRP複合塗膜防水や防根シートと防水シートの2層防水工法とする方法があります。

植栽の抑制的な管理
屋上緑化では、成長ではなく植栽の安定性を重視するのがよいとされています。そのほうが維持管理作業を削減できますし、建物の許容荷重を超えそうになることを防止できます。